デザインについて
各ページ背景へのちょっとしたこだわり
安田たくじ
トップページ
映画関係のホームページとして開設し、世界に知られる本多監督のページという事からトップページのデザインはかなり日本的な発想かも知れませんが「銀幕」に拘る事にし、灰色のグラデーションで銀幕(スクリーン)の様な雰囲気を表現しました。
グラデーションを使った理由は、映画館によっては銀幕の四隅が映写機の性能によってケラレが出る雰囲気をちょっとだけ出したかったからでした。
又、アナウンス画面にはバイオグラフィーで使った横グラデーションを使用して枠内を強調していました。
【注】ケラレ:画面の隅にレンズフードやフィルターの影が映ってできる暗い部分。
バイオグラフィー
監督年表はデータとして縦に長く表現したため、画面上では横に流れるグラデーションを使い画面上での違和感を無くす様に配慮しています。
実は、当時私がホームページ作成作業で使用していたモニターは19インチの物だったため、そのサイズ以上の画面については考えが及んでいませんでした。確認をして頂いていた別のスタッフから「縦グラデーションの繰り返しが気になる」と指摘されましたが、当初は何の事か解らず、そのままにしていたところ、その後大きなモニターでページを見る機会があり、その違和感の理由(縦長のためグラデーションの繰り返しが続いてしまう)をやっと理解したというわけです。
ワークス
これは本多隆司さんから聞いた黒澤明監督「夢」の中に出てくる軍隊の話から、本多監督の想いを表現する色として日本陸軍の軍服の色を意識して作りました。
一番ページ数の多い物なのでここは結構悩んだ末の色決めでした。
メッセージ
この画面は「地球防衛軍」の中で印象的だった空中戦艦アルファ号が飛んでいた明るい空の色を想って作りました。(何故か子供心に凄く印象的な空の色でした)
コンタクト
コンタクトページは、人との交流という意味で人肌の色としました。
リンク
リンクページは、世界に向けてという事を意識して最初から富士山を使う事は決めていましたが、ネットで発表されている素晴らしい写真では著作権の問題があるため、ここでは私が撮影した写真を使う事にしました。
但し、ホームページ作成時代のカラー写真では無く、昔々の白黒ネガの物を使う事で少し年代を感じさせる物としました。