2009年がスタートした

本多隆司

後二年で父の生誕百年が来る。
本多猪四郎監督のファンの皆様、そして私自身の為にも“父”としての“監督”の思い出を作りたい、と願っています。

頭の中には色々なイベントが生まれ、駆け回り始めています。

本多猪四郎監督の人柄、考え方、愛される根底に流れる物は何か?
派手な事は恥ずかしい、してくれるな、そんな物は必要ないよ、と言われるだろう。

恩師である山本嘉次郎監督も親友である黒澤明監督もおっしゃっていました“いのさんは物静かで、派手な事が得意でない監督だ、そして恥ずかしがり屋だ”
この言葉が大好きです、大切にしたいと思い”手作りの生誕百年祭はどうだろうか?
一年を掛けて作品を上映するのはどうだろうか?
特撮関係の映画に於いては本編、特撮の当時を知るスタッフの方々、俳優さんにお願いしてトークショーをするのはどうだろうか?

アメリカでのオリジナル作品の上映は出来ないか?(アメリカの仲間達に声を掛けて)

少しでも多くの方々にご賛同頂き、一人でも多くの方が参加したいと思う生誕百年にしたいと考えます。
アイディア、ご意見、ご希望が御座いましたらお聞かせ下さい。
ただ、私と数人の仲間達でスタートするつもりで居りますので、頂いたメール、お手紙など、全ての方にお返事をお出しする事は出来ないかも知れません、その点をご理解いただきたくお願いいたします。

2009年4月3日