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砂に咲く花 Suna ni saku hana
Suna ni saku hana (1950)

 

東宝教育映画/モノクロ・スタンダード/不詳
昭和25年製作

企画
厚生省社会局
製作
宇佐見仁
脚本・演出
本多猪四郎
撮影
伊藤武夫
録音
安惠重遠
照明
伊藤一男
美術
武田謙之助
編集
石山一枝
演出補佐
津村秀哉
音楽
安倍盛
演奏
映画音楽協会
音響効果
園田芳竜
進行担当
荒生利京
現像
東宝現像所
出演
英百合子
谷間小百合
久松保夫
田中栄三
島田敬一
石島房太郎
松本平九郎
田中筆子
戸田春子
石川由紀
藤間清江
滝鈴子
清水律子
小松春枝
高野二郎
山田好一
工藤和夫(銀河座)
 

(解説)
──東京郊外の小さな住宅地。復員してきた昇三はなかなか就職口が見つからず、許嫁である文子の家に居候して無為な生活を送っていた、そんな昇三を歯がゆい思いで見守る文子。ある日、昇三は親友の新聞記者・土井と再会し、消費者の生活実態を調査する仕事を紹介される。戦後の復興期、まだまだ貧しい日々の暮らしに悩む庶民の声を聞いた昇三は、ある村で生活協同組合の存在を知り、自分の町にも生協を作ろうと奔走する。(シナリオより要約)

「都市農村の生活協同組合の実態を単に記録でなく、劇的要素を多分に採り入れた紹介映画」(昭和26年「青い真珠」東宝スタジオメールより)
 従来『生活協同組合』のタイトルで紹介されてきた、厚生省(現在の厚生労働省)提供の短編作品。生協を戦後民主化の象徴的な市民運動としてとらえ、そのシステムをドラマ仕立てでわかりやすく解説したもの。監督デビュー前にオリジナル脚本で手がけた本作にもすでに記者や博士(経済学)が登場しており、怪獣映画をドキュメンタリーとして演出した本多監督のルーツ的な部分が垣間見える。



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